投手の評価基準について

　当サイトでスカウトや選手の評価をするにあたり、どのような考え方で評価しているかの基準をまとめています。新しい要素が追加されるたびに更新が入る点、また、あくまでも当サイトの基準のため絶対的な評価でない点はご了承ください。

評価要素

　当サイトでは、以下項目の合計点で投手を評価しています。

1	OVR（ステータスの振り分けにより加点）
2	補正なしの潜在能力成長限界
3	潜在能力Aが「長打抑制力」か
4	潜在能力Bが「落ち着き」か
5	球種の数
6	潜在CをLv.10にした時にSランクにできる球種の数

　1つ1つの項目については以下で詳しく解説していきます。

　少しマニアックな話にはなりますが、興味がある方だけ読んでください！

OVRとステ振りによる評価

　このゲームで各選手のOVRはステータス合計の平均値になっているため、OVRをそのまま評価点とはしていません。

　投手評価においては「球威」を特に重視し、独自の計算式で算出した「評価OVR」を投手評価のベース点としています。

評価OVR＝{（球威×3）＋制球＋変化＋コマンド} ÷ 6

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　この計算方法による評価は以下のようになります。

球威	制球	変化	コマンド	OVR	評価OVR
75	75	65	65	70	71.66
70	70	70	70	70	70
65	72	72	71	70	68.33

　同じOVR70であっても、球威が高いステ振りであれば評価が高め、球威が低ければ評価が低めに出る計算方法を用いている、と解釈してください。

補正なしの潜在能力成長限界

　選手評価の指標の2つ目として、選手が元々持っている潜在能力の成長限界を評価点としていますが、その理由は「高レベルの潜在能力をたくさん持っているほどLv.15にするために付けるエンハンスカードの選択肢が拡がる」点を評価に加えたいためです。

　潜在能力の成長限界については選手カードに記載されている成長限界（最大40）を×0.5した値を加点する方式を採用しています。

　例）選手の成長限界が36であれば18の加点

潜在能力「長打抑制力」と「落ち着き」

　このゲームがリリースされて数ヶ月経ちますが、現状、投手で最も優先すべき潜在能力は長打抑制力であり、その次に落ち着きだと考えています。潜在Bは体力も優秀、という声もありますが、当サイトでは落ち着きを重視して以下の加点を設定しています。

初期の成長限界	長打抑制力	落ち着き
Lv.8	＋10	＋5
Lv.7	＋5	＋3
Lv.6	＋1	＋1
Lv.5以下	加点なし	加点なし

球種の数

　球種の数は現状、多い選手で6〜7球種、少ない選手で3〜4球種となっています。

　球種が多いほど対戦相手が狙い球を絞りにくくなる点は武器なので、あまり差がつく項目ではないものの球種の数をそのまま加点する方式を採用しています。

潜在CをLv.10にした時にSランクにできる球種の数

　潜在Cの速球系・変化球系は、Lv.5上がるごとに該当する球種ランクを1段階ずつ上げることが出来るため非常に強力ですが、潜在Aや潜在Bのレベルを上げることを優先した場合に潜在Cまで高レベルにすることは非常に難しいのが実状です。

　潜在CをLv.15にすることを前提にした高ランク球種を評価に考慮してもそこに達しない可能性が十分にあるため、現実的なラインとして「潜在CをLv.10にした時にSランクにできる球種の数が何種あるか」を評価要素としています。

潜在CをLv.10にした時にSランクにできる球種の数	加点
3種	＋6
2種	＋4
1種	＋2

総合評価と評価ランク

　ここまで説明した評価軸をもとに最終的な選手の評価点が出てくるので、以下の基準で評価ランクを設定しています。

最終評価	評価ランク
111以上	SS
100〜110	S
92〜99	A
85〜91	B
75〜84	C
〜74	D

まとめ

　こういうサイトを作る時に、一つの軸で新旧のカードを比較して評価することは必須になるだろうと考え、なんとか捻り出した評価方法をまとめてみました。

　OVRにステ振り、潜在、球種の数、球種ランクと、現状のほとんどの要素を網羅したそれなりの内容にはなっていると思います。

　リアルタイム対戦では選手評価を操作で凌駕することも出来るため、この評価はどこまでいっても絶対的なものではないですが、「今回のスカウト引くべきなのかな？」等迷われた時に少し覗いてもらえるようなサイトになれれば嬉しいです！

　データ量が大きくて現状公開はできていませんが、リリース当初からの全スペシャルカードのデータをこの軸で評価しています。

　いずれはそれも公開できればと考えていますので、楽しみにお待ちください！